ボトルスコープ

2011年ふしぎアートグランプリ大賞受賞作品

「壜の中に世界がある」・・魅力的なシチュエーションですが、
実は古代中国でもそんなことを考える人がいたのです。
「壺中之天」という話で壺の中の世界に入り込んで
楽しんでくる・・・という内容です。
ここではさしずめ「壜中之天」といったところでしょうか。

壺中之天

ボトルスコープについて

一見ただのワインボトルに見えますがボトルの口から中をを覗くと世界が広がってます。

ボトルの中に遠近法を用いたジオラマが仕込まれています。
ボトルシップによく似ていますが、ボトルの口から中を覗いて楽しみます。

デスク用の卓上電気スタンドやLEDライトなどを使うときれいに見えます。
ボトルを覗いたまま照明にに近づいたり遠ざかったり、
ボトルを右や左に向けたりすることで中の光景がどんどん変わっていきます。

ボトルの上から光を当てると
青空の広がる昼間の光景

少し離れて光が当たると夕空や
逆光気味の光景

右方向から光が差し込むと
朝陽に輝く爽やかな光景

左から光が差し込めば
夕焼けに染まる黄昏の光景